一人暮らしに必要な費用について調べてみた

19 3月 2012 | 準備 | 読了時間:約6分32秒

初めての一人暮らし。バッグ一つで家を飛び出し、夢と希望さえ持っていればなんとかなると思っていた時代が私にもありました。ですが、どんなに自分の夢や理想を周りの人に熱く語ったところで住む部屋は見つかりません。

「BIGな人間に、俺はなる!」と不動産の担当者に力説しても、優しい方であれば笑顔で応援してもらえるかもしれませんが、部屋までは貸してもらえないでしょう。実際には、部屋を借りるために様々な費用が必要になってくるのです。

部屋を借りるために必要な費用とは?

部屋を借りるためには費用が必要です。といっても何がどれくらい必要なのかさっぱりわからない方も多いと思います。

呑気に構えていると、悪い業者さんに「友情金」とか「サプライズ金」とか、わけのわからないネーミングでお金を騙し取られてしまうかもしれません。

そうならないためにも、部屋を借りるために必要となる費用について調べてみました。

1.敷金について

敷金は、何かあったときのために預けておくお金です。例えば、部屋を派手に汚したり傷つけたりした場合に修繕費用として敷金から差し引かれます。

家賃の滞納金が残っている場合も敷金から充当されます。ただし借主側の意思で、家賃の滞納金を敷金からまかなうことはできません。あくまでも担保金なので、家賃を敷金から充当するのは契約終了時以降が原則となります。

敷金は退去時に何も問題がなければ手元に返ってきます。お酒に酔っ払って暴れたり、ゲームに熱中しすぎて壁に穴をあけたりしないようにしましょう。

自分の場合、「これはもう駄目かもしれん」という部屋の状況でしたが、大家さん的にギリギリセーフだったみたいで、なんだかんだで敷金は返ってきました。地域によっては「敷引き」という制度があり、こちらは補修費に関係なく決められた一定額が差し引かれます。

  • 敷金は何かあったときのために預けておく担保金です。
  • 基本的には何も問題がなければ手元に返ってきます。
  • 一般的な敷金の相場(目安)は家賃の2ヶ月分が多いようです。

2.礼金について

礼金は大家さんに「お部屋を貸してくれてありがとう」という意味合いで支払うお金です。

戦後の日本においては住む場所が非常に少なく、大家さんに部屋を借りる際に感謝の気持ちを込めてお金を包んだことから「礼金」という慣習が始まったそうです。

礼金は敷金とは違い、大家さんに対して支払うお礼のお金なので退去時に返ってくるものではありません。こちらも相場としては家賃の2ヶ月分という所が多いようです。

一方で、空室が多くなってくると「礼金なし」の物件も増えてきます。理由としては、2ヶ月以上も空室の部屋をそのままにしておくよりも、礼金をタダにして誰かに貸した方が大家さんにとってもお得だからです。

礼金なしの物件も増えてきているので、急いで入居する必要がなければ、じっくりと礼金なしの物件を探してみてもいいかもしれません。

  • 礼金は大家さんに対して支払うお礼のお金です。
  • 退去時に返ってくるお金ではありません。
  • 一般的な礼金の相場(目安)は家賃の2ヶ月分が多いようです。

ゼロゼロ物件について

ゼロゼロ物件とは敷金と礼金のどちらも必要のない(どちらもゼロの)物件です。

部屋を借りる側にとって初期費用を抑えられるのでありがたい話なのですが、実際にはトラブルも多いのが事実です。特に敷金がゼロということがトラブルの大きな要因になっていて、数年前にはニュースでも話題となりました。

敷金を預けているのであれば、家賃を滞納してしまっても敷金を預けている分だけ追い出されることはありません。ですが敷金ゼロの物件の場合、一日でも家賃の支払いが遅れたら違約金が請求されることもあります。

問題になったケースでは、業者が借りている人に無断で鍵を交換したり、夜中に勝手に部屋に入ってきて追い出されるというトラブルが起こり民事提訴にまで発展しました。

もちろんゼロゼロ物件のすべてが悪いわけではありませんが、「タダより怖いものはない」ということで、そのリスクについては考えておいたほうがよいでしょう。

敷金礼金ありの物件にくらべ、家賃が割高な場合も多いです。よくわからない費用を請求される可能性だってあります。ゼロゼロ物件に関しては、契約書にしっかりと目を通し、疑問点などがあったら不動産会社に必ず確認するようにしてください。

3.仲介手数料

仲介手数料とは、不動産会社に物件を紹介してもらって契約する際に、物件の大家さんと借主を結びつけてくれた不動産会社に支払う手数料です。一般的な相場としては家賃一ヶ月分です。大家さんと半分ずつ支払う場合もあります。

不動産会社を通さずに物件を探すのであれば、当然仲介手数料は発生しません。早く空室を埋めたい大家さんであれば、仲介手数料を全額払ってくれて費用がタダになる場合もあります。

4.前払い家賃

家賃は基本的に前払いなので、「翌月分の家賃+入居した月の日割分」を前払い家賃として支払う必要があります。

交渉によっては入居した月の日割分くらいまけてくれることもあるので、ダメモトでお願いしてみるのもありです。ただし相手側も商売ですので、あくまでもダメモトです。

5.火災保険料

火災・水害・風災・盗難など様々な事故によって生じる損害に対する保険です。大抵の賃貸物件では加入を必須としている場合が多いです。費用としては2年間の契約で15,000円~25,000円くらいです。

6.鍵の交換費

前の入居者が使っていた鍵を付け替える際に必要な費用です。新築の物件でも業者さんが出入りしているので防犯上の理由で鍵の交換費が必要なケースが多いです。費用としては大体10,000円~20,000円くらいです。交渉することも可能です。

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